マイコン博物館のご説明

マイコン博物館という名称ですが、8bitマイコン専門の博物館ではありません。
そろばん、手回し計算機からミニコン、ワークステーション、第五世代コンピュータまで所蔵しています 。
「My コンピュータ」=個人用計算機、個人用情報処理機器の博物館です。

マイコン博物館は、数多くの歴史的に貴重な個人用コンピュータを収集・展示を行っております。
1970年代からのマイコン革命で、コンピュータメーカー・家電メーカー各社が発売した、今では稀少となった独自アーキテクチャを持ったパソコン(パーソナルコンピュータ)・マイコン(マイクロコンピュータ)が現れました。
これらの貴重な機器を収集・収蔵し、可能なかぎり動態展示を行い、来場者のみなさまに知識と体験の提供します。
また、これらパソコン/マイコンの周辺機器・取扱説明書・解説書など散逸しがちな資料群の収集・収蔵も行い研究用に提供します。
計算技術の歴史を示す計算尺・手回し式計算機・電動計算機・初期の電卓も収蔵しています。
計算機とコンピュータの歴史を保存する場、そして文化を共有し洞察を得る交流の場として、未来の科学技術と文化の発展に貢献します。

マイコン博物館の利用方法

マイコン博物館の開館日

  • 事前に利用予約をいただいた日時のみ開館します。
  • 予約なしに来館されても建物は施錠されており入館できません。
  • 公立博物館のように毎日開館している印象を持たれるかと思いますが、マイコン博物館はスタッフが常駐しないとても小規模な博物館のため、事前に予約をいただいた日時のみ開館しています。
  • 来館にあたっては、予約が完了した後にこちらから送信する「予約確認メール」の内容をご確認ください。

マイコン博物館の開館時間

  • 12:00開館〜18:00閉館です。
  • 最終入館時刻は17:00です。

マイコン博物館の休館日

  • 毎週水曜日は定期休館日です。定期休館日の利用予約はできません。
  • 定期休館日以外の日も、事前に予約をいただいていない日は休館です。
  • 予約なしに来館されても建物は施錠されており入館できません。

マイコン博物館の入館料(1日利用券)

  • 現地で1日利用券を購入いただきます。
  • 現金でのお支払いをお願いします。
  • 各種キャッシュレス決済、クレジットカード決済には対応しておりません。
  • 入館料(1日利用券)は開館時間内の「見学」の料金です。
  • 「見学」には「動態展示」している機材の操作体験は含まれません。
  • 動態展示品の操作体験をご希望の方には本ページ下部記載の「マイコン博物館の保存協力金」のお支払いをお願いしています。
入館料(1日利用券)
大人・大学生1,000円(消費税込み)
・開館時間内で1日ご利用いただけます。
高校生・中学生500円(消費税込み)
・開館時間内で1日ご利用いただけます。
・保護者の承諾をいただいてからご来館願います。
小学生無料
・小学生のみの入館はお断りします。
・保護者の同伴が必要です。
・同伴の保護者は有料です。
・保護者1名で最大3名の小学生を同伴いただけます。
・小学4年生以上のご利用を推奨しています。
情報処理学会会員会員証提示にて1日利用券を50%割引
障害者障害者手帳提示にて1日利用券を50%割引
・付き添いの方は有料です。
・マイコン博物館は2階にありますがエレベーター設備がありません。ご了承ください。

マイコン博物館の動態展示機材操作体験

動態保存協力金(オプション)をお支払いいただくと、マイコン博物館で動態展示している機材の操作を実際に体験していただくことができます。

  • マイコン博物館の予約フォームの「動態展示品の操作体験(任意)」に「✔」を入れてください。
  • 動態保存協力金(オプション)をお支払いいただくと、マイコン博物館内に所蔵しているパソコン雑誌等を閲覧いただくことができます。
マイコン体験料金(動態保存協力金・オプション)
大人・大学生3,000円(消費税込み)
高校生・中学生1,000円(消費税込み)
小学生無料
・小学生のみの入館はお断りします。
・保護者の同伴が必要です。
・同伴の保護者は有料です。
・保護者1名で最大3名の小学生を同伴いただけます。
・小学4年生以上のご利用を推奨しています。


マイコン博物館 館長 吉崎武より

私は1977年に発刊された月刊アスキー誌の編集長を務めておりました。1983年からは月刊ログイン誌の初代編集長を務め、パソコンからコンピュータゲームへと守備範囲を広げ、その後もコンピュータグラフィックス領域で活動しておりました。

2019年には東京都青梅市に「マイコン博物館」を開館し、館長として未来の科学技術と文化の発展に貢献する活動を続けています。マイコン博物館では私が収集した計算機、コンピューターなどを数多く収蔵・展示しており、黎明期に活躍したコンピューターを当時のまま残しております。

1970年代から1980年代のいわゆる「マイコン革命」で現れたコンピュータメーカー・家電メーカー各社が発売し、今では稀少となった独自のアーキテクチャを持った多くのパソコン、マイコンを収集・収蔵・研究し、可能なかぎり動態展示を行い、来場者のみなさまに知識をお届けし、着想と交流の場を提供しています。

計算技術の歴史を示す計算尺、手回し式計算機、電動計算機、初期の電卓も収蔵・展示しています。計算機とコンピューターの歴史を保存する場として、文化を共有し洞察を得る交流の場として、そして未来を担う子どもたちの学習の場として提供できればと思っております。

マイコン博物館 館長
吉崎武